ヤマダ電機でのバイトは、高校生・大学生ともに可能です。ただし、双方に注意点やポイントがあるため、詳しく解説していきます。
記事の内容
- ヤマダ電機バイトは【高校生OK】ただし、注意点あり
- 高校生の深夜帯勤務と残業は不可
- 保護者の同意が必要(同意書or履歴書に記入)
- 年齢詐称=大きなトラブルに発展
- バイト禁止=隠れて働かない
- ヤマダ電機バイトは高校生・大学生OK【ポイント4つ】
完全固定シフトではなく【変動シフト】
就活に役立つ部署を希望すべき
夜勤シフトは慎重に
入学後、3ヶ月程度は学業に集中する - ヤマダ電機バイトは【高校生や大学生OK】学業優先で働こう
- 総括
執筆:Frenchbull
運営者経歴:元飲食店経営者・最大4店舗運営・年商2億5000万円~従業員数120人~
ヤマダ電機バイトは【高校生OK】ただし、注意点あり
ヤマダ電機のバイトは、高校生や大学生であっても可能であり実際に募集しています。また、学生だけでなく、主婦や年配の方など様々な世代が働いており、もともとは「未経験」という人も多いです。
ただ、高校生がヤマダ電機でバイトする場合は注意すべきルールがあるため解説します。
高校生バイトのルール
- 高校生の深夜帯勤務と残業は不可
- 保護者の同意が必要(同意書or履歴書に記入)
- 年齢詐称=大きなトラブルに発展
- バイト禁止=隠れて働かない
高校生の深夜帯勤務と残業は不可
18歳未満の高校生がヤマダ電機でバイトするとき、働ける時間帯に制限があります。
- 15~18歳未満=1日8時間・週40時間
※22時から翌朝5時の時間帯は働けない - 18歳以上=1日8時間・週40時間+残業OK
※深夜帯もOK(高校生は不可)
上記の通り、15~18歳未満は1日8時間・週に40時間までと定められており、22時から翌朝5時の時間帯は働けません。労働基準法で18歳未満の高校生が働ける時間について制限されているからです。「たくさん稼ぎたい」といった理由で、ヤマダ電機の店舗責任者に残業をお願いする行為も禁止されているため注意が必要です。
一方で、18歳以上の場合は、1日8時間・週40時間にプラスして残業することも可能です。18歳以上は深夜帯に働くことも可能ですが、基本的に「高校生は不可」とされています。
また、いずれも6時間以上働く場合は最低45分の休憩をとり、8時間以上働くときには最低1時間休憩することが法律で定められています。ヤマダ電機バイトでは、労働基準法により定められた規定を守りつつ働くことになります。
保護者の同意が必要(同意書or履歴書に記入)
18歳未満の高校生がバイトするとき、もしトラブルが発生した際に自分で解決できないので「保護者の同意書」が必要になることがあります。このため、ヤマダ電機の店舗責任者から保護者の同意書を求められた場合は、面接の際に持って行くか、履歴書に保護者氏名を記入して捺印する必要があります。
同意書が別途必要になった場合は、応募先の会社名と代表者名・バイトする本人の名前・生年月日と住所・保護者の住所と氏名、捺印が必要です。
ポイント
高校生がバイトするためには「年齢認証書」が必要です。保険証や学生証は年齢証明書とは認められないため、「住民票の写し」「戸籍証明書」などを提出することになります。
年齢詐称=大きなトラブルに発展
18歳未満の高校生は雇用契約する際、住民票を提出するため年齢を詐称することは不可能です。
ただ、もし詐称できたとしても労働基準法によりバイト先である会社責任者が罰せられるため、大きなトラブルに発展し兼ねません。そうならないためにも、年齢をごまかさずに法律を守り働くようにしてください。
バイト禁止=隠れて働かない
学校の校則でバイト禁止であれば、隠れてバイトしないようにしてください。見つかってしまえば、退学や停学といった思い処分を受ける可能性があるからです。許可証が必要なら取得し、完全に禁止ならば諦めるしかありません。
学校の先生がお客様として来店することもあるので注意が必要です。
ヤマダ電機バイトは高校生・大学生OK【ポイント4つ】
大学生がヤマダ電機でバイトするとき、高校生とは異なる大切なポイントがあります。
- 完全固定シフトではなく【変動シフト】
- 就活に役立つ部署を希望すべき
- 夜勤シフトは慎重に
- 入学後、3ヶ月程度は学業に集中する
完全固定シフトではなく【変動シフト】
大学は学期が分かれているほか、普段と試験前、1・2年次と3・4年次など、時期によって時間割が大きく違います。そのため、バイトを完全な固定シフトにすると、学業との両立が難しくなる可能性があるため注意が必要です。
ただ、ヤマダ電機は試験前など休みたい日がある場合、1ヶ月前にシフト希望でその旨を伝えれば融通が利くため、面接時に「試験期間は出れません」と伝えておけば安心です。
就活に役立つ部署を希望すべき
バイトそのものが、就活に直結するわけではありません。ただ、勤務経験が就活に役立つケースは多く、勤める部署次第では大きな強みになることがあります。
例えば、ヤマダ電機バイトでフロアやレジを担当すればお客様との接点が多いため、コミュニケーションスキルが身につきます。他にも、接客実務能力や基本的な応対スキルも身につくため、就職活動で有利になる可能性は高いです。
たとえ、学歴があってもそれだけでは不十分ですが、こうした経験が「すでに社会経験を積んでいる」というアピールに繋がります。
夜勤シフトは慎重に
夜勤は時給がアップするため、22時以降も働ける大学生は遅い時間帯を希望する人も多いでしょう。勉強が忙しい場合は、夜しかバイトできないこともあるかもしれません。ただ、夜勤シフトは慎重に選択した方が良いです。
例えば、夜勤を続けると生活リズムが乱れ体調を壊したり、寝坊して遅刻したりと学業に支障が出てきます。そうなると目先のお金は稼げるものの、将来的にはバイト経験がマイナスに働くかもしれません。成績や単位に響き、望む就活ができなくなる可能性があるためです。
こうしたことを踏まえ、夜勤シフトは慎重に選ぶ必要があります。
入学後、3ヶ月程度は学業に集中する
大学に入学した直後に、バイトを始めたいと考える方もいるでしょう。しかし、バイトとはいえ労働は少なからずストレスを伴うため、大学生活に慣れることを優先したほうが良いです。入学後3ヶ月程度は学業に集中し、慣れてきたところでバイトするようにしてください。
新しいことを2つ同時に始めると、自身が想像している以上に疲弊してしまいます。
総括:ヤマダ電機バイトは【高校生や大学生OK】学業優先で働こう
記事のポイントをまとめます。
ヤマダ電機バイト:高校生&大学生について
高校生でもバイト可能
- 深夜帯は働けない
- 残業はできない
- 保護者の同意が必要
- 年齢は正直に伝える
- 校則を無視しない
- 15~18歳未満=1日8時間・週40時間
※22時から翌朝5時の時間帯は働けない - 18歳以上=1日8時間・週40時間+残業OK
※深夜帯もOK(高校生は不可)
大学生がバイトする場合のポイント4つ
- シフトは変動を希望する
※基本は固定でOKだが試験前などは出勤できない etc - 就活に役立ちそうな部署を選ぶ
- 夜勤は連勤しないこと
- 大学生活に慣れてきたらバイトをはじめる
高校生や大学生がバイトをする場合、お金を稼ぐ以外にも社会人としてのマナーを身につけられたり成長したりすることに繋がるでしょう。ルールを守りつつ、頑張ってみてください。