残念ながら、くら寿司バイトにまかないは提供されません。ただ、10%割引は適応されるため、詳しく解説します。
記事の内容
- くら寿司バイトのまかないについて
- まかないに関する口コミ5つ
- まかないの重要度(アンケート)
- 総括
執筆:KANAZU
運営者経歴:元飲食店経営者・最大4店舗運営・年商2億5000万円~従業員数120人~
くら寿司バイトは【まかない無し=割引制度あり】
残念ながら、くら寿司のバイトではまかないが提供されません。ただ、「10%引き」で食事可能な割引制度があり、くら寿司の商品を若干安く食べられるといった仕組みです。
ここで、くら寿司のまかないについてリアルな状況を確認するため、実際に働いている、または勤務経験のある人の口コミを見てみます。
まかないに対する口コミ
経験者の賄いに対する口コミ
- 賄いは一切ありません。3年間働いているのですが寿司一貫すら食べたことがないです
- くら寿司はまかないがなければ食事補助もありません。本当です。店舗によると言われたらそれまでですが無いです。
- まかないはありませんが「自分の店舗のみで使える10%割引き」はあります
- まかないはないので休憩中にコンビニで買った物を食べています
- まかないは一切なし。知人が言うには、スシローなどではつまみ食いがあるみたいです。ただ、くら寿司はカメラがあるのでつまみ食いはできないし、バレたらクビ、または反省文という結末です
上記の通り、やはり賄いは提供されておらず、「自分の店舗のみで使える10%割引き」を活用してまかないにするか、自前で用意するかになるようです。決してつまみ食いなどはしないよう注意してください。
まかないの有無=65%の求職者が望んでいる
ここで、「アルバイトレポートのデータ」をもとに、まかないの重要性について考えてみます。
まかないが必要だと答えた割合
- 全体=65%
- 高校生=76%
- 大学生=68%
- フリーター=60%
このように、全体の65%がまかないは必要であり、アルバイト選びのポイントになると回答していました。この理由として、「食費が節約できる」「まかないが出なければ長時間働けない」「帰宅後、深夜に食事をとりたくない」「唯一の楽しみ」といった意見があるようです。
特に、高校生や大学生など比較的若い層にこの傾向が見られます。学生にとっては働きつつまかないで食費の節約に繋がるのが理想的だからでしょう。そう考えると、くら寿司バイトは10%割引しかないことが残念なところです。もし、まかないを提供するようになれば、現状より遥かに応募者は集まる可能性が高いです。
まかないは【食事補助制度】に変わりつつある
近年では、まかないを撤廃し、食事補助制度を採用する企業が増えています。まかないの無償提供は「税務上問題あり」と指摘されてしまう可能性があるためです。言ってしまえば、「うるさい税務署対策」のために企業側は食事補助制度にせざるを得ない、といった現状なわけです。
他にも、善意でまかないを無償提供すると、結果的には「食材が消えた」ことになり、原価に反映されません。そうなると、正確な原価率を算出することも難しくなってしまい、会計上の問題も出てきます。
こうしたことを避けるため、近年ではまかないから「食事補助制度」に変わりつつあるということです。
総括:くら寿司バイトの賄い事情
くら寿司バイトのまかないについて
- まかないは提供されない
- 食事補助制度もない
- ただし、10%割引は適応される
65%の求職者がまかないを望んでいる
※アルバイト選びのポイントになっている
まかないは、食事補助制度に変わりつつある
- 税務署対策
- 会計処理上の問題
くら寿司バイト=まかないがあれば応募者が増える可能性大