ワイモバイルの留守電料金や解除方法、設定など完全解説

ワイモバイル(Y!mobile)のスマホでは、月額料金不要で留守電機能を使うことができる。

特に申込も必要ないため、スマホを使い始めたら、そのまま留守電を使うことが可能だ。

格安スマホだと、留守電機能がなかったり、月額利用料金が別にかかったりするが、タダで留守電が使えるのはうれしいポイントだ。

留守電は、そんなに頻繁に使うわけではないが、いざというときのためにつけておきたい人も多いのではないだろうか。

ただ、注意したいのが録音や再生にかかる料金だ。

月額料金は無料だが、すべてが無料で使えるわけではないので、どういったタイミングで料金が発生するのか、あらかじめ確認しておこう。

ワイモバイル 留守電 料金

記事の内容

  • ワイモバイルの留守電料金について
  • 留守電を聞くときにかかる料金
  • 留守電の設定方法
    ①My ワイモバイルでの設定変更
    ②-1 スマホ端末で設定変更:iPhoneの場合
    ②-2 スマホ端末で設定変更:Androidの場合
    ③留守番電話サービスセンターで設定変更
  • 留守電の再生料金は高い?
  • 1416にかけると留守電が再生されて料金が発生
    スマホの留守番電話の再生方法
    固定電話・公衆電話の留守番電話の再生方法
  • 料金がかからない伝言メモとは?
    伝言メモ(簡易留守録)の使い方
  • 留守電と伝言メモ(簡易留守録)の違い
  • 留守番電話プラスだとボイスメッセージが利用可能
  • ワイモバイルの留守電料金:iphoneで注意すべきこと
  • 通話料金が気になる人は留守番を解除しよう
  • 総括:ワイモバイルの留守電の料金:便利だが注意は必要

執筆:GOKU
運営者経歴:元飲食店経営者・最大4店舗運営・年商2億5000万円~従業員数120人~

ワイモバイルの留守電料金について

ワイモバイルの留守電は月額料金はかからないが、再生するときに通話料がかかる。

ワイモバイルでは1、0分間の無料通話や24時間通話し放題をオプションとしてつけることができるが、留守電の再生には適用されないので気をつけよう。

ワイモバイルの留守電料金

留守電を聞くときにかかる料金

ワイモバイルの留守電を録音・再生するには料金が発生する。

自分にかかってきた電話に留守電を残す場合、1回につき22円かかる。

この料金は、「ピー」という発信音が鳴った時点で発生する。

初期設定では、電話がかかってきて20秒間出ないでいると、留守番電話サービスに転送される設定になっている。

そのため、誰かが何度も留守電を使うと、その分だけ料金が発生するので気をつける必要がある。

また、再生のために留守番電話サービスセンターへアクセスするときにも、1回につき11円の料金がかかる。さらに再生料金として、30秒につき11円がかかるため、最低でも1回の再生に22円かかることになる。

追加料金が発生するのが嫌な人は、留守番電話サービスを停止しておこう。

留守電の設定方法

ワイモバイルの留守番電話サービスの設定変更は3つの方法で行うことができる。

  1. My ワイモバイルで設定変更
  2. スマホ端末で設定変更
  3. 留守番電話サービスセンターで設定変更

この中だとMy ワイモバイルで設定変更するのが一番簡単だ。

留守電の設定方法

①My ワイモバイルでの設定変更

My ワイモバイルでの設定変更

  1. My ワイモバイルにログインする
  2. 「お手続き」メニューにある「+もっともみる」を選択
  3. 「留守番電話・転送電話の設定」を選択
  4. 「転送しない」を選択
  5. 「次へ」を選択
  6. 内容があっていれば「設定」を選択

これで留守番電話の設定を変更することができる。

留守番電話センターまでの呼び出し時間は5~30秒の間で、5秒間隔で設定することができる。

初期設定の20秒だと短いと感じる場合は、上記の4で「呼び出し時間」の設定を調整しておこう。

②-1 スマホ端末で設定変更:iPhoneの場合

  1. 「設定」アイコンをタップする
  2. 設定画面の中から「電話」を選択
  3. 「ワイモバイルサービス」を選択
  4. 「留守番電話OFF」を選択
  5. 「了解」を選択

②-2 スマホ端末で設定変更:Androidの場合

  1. 電話のアイコンをタップする
  2. 画面右下にある縦の3つの点を選択
  3. 「設定」を選択
  4. 「通話設定」を選択
  5. 「着信転送」を選択
  6. 「不在着信時に転送」を選択
  7. 「無効にする」を選択

③留守番電話サービスセンターで設定変更

  1. 留守番電話サービスセンター(1406)に電話をかける
  2. 流れてくる音声ガイダンスに従って設定変更する

留守電の再生料金は高い?

留守番電話の機能は、大手キャリアにも備わっている。

これらの留守番電話と比べて、ワイモバイルの再生料金は高いのだろうか。

ドコモ、au、ソフトバンクと留守番電話の料金を比較してみよう。

まず、ドコモには無料の留守番電話機能はない。

auとソフトバンクには申込不要の留守番電話がついており、月額料金無料で1件につき3分まで録音することができる。auでは20件を48時間まで、ソフトバンクでは30件を72時間まで保存することができる。

また、有料の留守番電話機能は3つのキャリアに備わっている。

どのキャリアも月額300円で3分までというのは同じだが、ドコモは20件を72時間まで、auは99件を1週間まで、ソフトバンクは100件を1週間までと、録音できる件数と保存期間が異なる。

有料・無料に関わらず、録音した留守番電話を聞くためには通話料が必要となる。

この場合、ワイモバイル同様、無料通話の範囲外となるため、特別にワイモバイルの再生料金が高いわけではない。

留守電の再生料金

1416にかけると留守電が再生されて料金が発生

留守番電話センターに録音されている留守電は、スマートフォンから「1416」に発信すると確認することができる。

「1416」にかけると、新しいメッセージが順番に再生されていくが、「1416」に発信した後に、通話画面でダイヤルパッドをタップして「1」を選択することで保存した留守電を再生することが可能だ。

留守番電話の再生には、プランに応じた通話料がかかる。

この場合、無料通話の対象外となってしまうため気をつけよう。

スマホの留守番電話の再生方法

「1416」に発信すると、現在預かっているメッセージ件数が案内される。

「新しいメッセージが○件、保存されたメッセージが○件です」とガイダンスが流れて、新しいメッセージから順番に再生される。

再生が終わったならば、希望に応じて次の操作を行う。

  • もう一度メッセージを再生する場合には「1」
  • 再生したメッセージを消去する場合には「7」
  • 再生したメッセージを保存する場合には「9」

留守番電話を終了したい場合には、そのまま電話を切ればOKだ。

固定電話・公衆電話の留守番電話の再生方法

ワイモバイルの留守電のメッセージは、固定電話や公衆電話からも再生することができる。

固定電話や公衆電話の場合、「0120-05-0931」に電話をかける。

その後、ガイダンスが流れるため、自分のワイモバイルの電話番号を入力して、最後にシャープを押す。それから暗証番号を入力してシャープを押すと、録音されているメッセージが再生される。

メッセージの再生料金は、全国一律で1アクセスで11円、30秒につき11円かかる。

スマホで再生するのと料金は変わらないため、よほど特殊な状況でない限り、固定電話から留守電を確認することはないだろう。

料金がかからない伝言メモとは?

ワイモバイルの留守番は月額料金はかからないが、録音や再生に料金がかかってしまう。

そのため、通話料が気になる人は、伝言メモ(簡易留守録)の機能を使うようにしよう。

伝言メモはスマホ本体にメッセージを預かるため、録音や再生に料金がかからない。

ただし、伝言メモの機能は、ワイモバイルすべての端末に対応しているわけではない。国内メーカーのAndroid端末だと伝言メモに対応していることが多い。

iPhoneなどは対応していないため注意が必要だ。

伝言メモ(簡易留守録)の使い方

  1. 「ステータスバー」を下にスライドする
  2. 右上にある「設定」アイコンを選択
  3. 「アプリ設定」の「通話」を選択
  4. 「簡易留守録設定」を選択
  5. 「簡易留守録リスト」を選択
  6. 再生したい簡易留守録を選択

伝言メモ(簡易留守録)の呼び出し時間を、留守電の呼び出し時間よりも短くすれば、こちらに録音されるようになるため、留守電の料金が発生しない。

ワイモバイルの場合、初期設定では簡易留守録が16秒、通常の留守番電話が20秒の呼び出し時間に設定されているため、設定を変更しなければ簡易留守録につながるようになっている。

また、機種にもよるが、簡易留守録の方が預かり件数が少なく、録音時間も短くなっている。

留守電と伝言メモ(簡易留守録)の違い

料金がかからないならば伝言メモだけで十分と考える人もいるかもしれない。

しかし、簡易留守録は端末に保存するため、圏外の場合や電源が入っていない場合はメッセージを残すことができないのだ。

よくある質問 | Y!mobile公式サイト

よくある質問 | Y!mobile公式サイト

そのため、圏外や電源オフのときは留守番電話、それ以外は伝言メモと使い分けることで、大事な連絡を逃さずキャッチできるようになる。

伝言メモの方の呼び出し時間を短くしておけば、上記のように使い分けることが可能だ。

留守番電話プラスだとボイスメッセージが利用可能

ワイモバイルには無料で使える留守番電話サービスの他に、月額330円で利用ができる留守番電話プラスが用意されている。

留守番電話プラスに入ると3分以内の伝言メッセージの保存件数が100件に増えて、保存期間も7日間に延ばすことができる。

さらに留守番電話プラスで使える「ボイスメッセージ」という機能だ。

ボイスメッセージは留守番電話サービスセンターに届いたメッセージを音声ファイルで配信してくれるサービスだ。音声ファイルは端末に保存されるため、圏外でも聞くことができる。

さらに自動で文字に変換されるのも大きなポイントだ。

しかも、ボイスメッセージの保存件数や保存期間には制限がないため、いくらでも保存しておくことができる。

ボイスメッセージには、無料のアプリも用意されている。

ただし、こちらはiPhoneには対応しておらず、Androidだけが利用可能だ。

留守番電話プラスの申込は、My ワイモバイルのページから行うことができる。

ワイモバイルの留守電料金:iphoneで注意すべきこと

iPhoneで留守番電話を使うときに気をつけたいのが「おやすみモード」だ。

おやすみモードに設定されていると、ロックされている間、着信音や警告音、通知音がすべて消音になってしまう。

そのため、ロック中に誰かから電話がかかってくると、気づかない間に、そのまま留守番電話に録音されてしまうのだ。それだけで録音の料金が発生してしまう。

これが何度も続くと、録音料金と再生料金がどんどん加算されてしまい、結果として通話料が高額になってしまう恐れがある。

気づかない間におやすみモードにしている人も多いので、ワイモバイルの留守番電話を設定している人は気をつけよう。

ワイモバイルの留守電料金:iphoneで注意すべきこと

通話料金が気になる人は留守番を解除しよう

ワイモバイルの留守番電話は、月額料金は無料だが、録音と再生には料金が発生してしまう。

相手から頻繁に電話がかかってきて、出られないことが多い人は、知らず知らずの間に料金がかかってしまうので注意が必要だ。

できるだけ料金を抑えたい場合は、あらかじめ留守番電話の設定をオフにしておくことをおすすめする。

総括:ワイモバイルの留守電の料金:便利だが注意は必要

最後に今回の記事についてまとめる。

ワイモバイルの留守番電話の料金

  • 留守電を録音するのに1回22円
  • 留守電を再生するのに最低でも1回22円

ワイモバイルの留守番電話の設定方法

  • My ワイモバイルで設定するのが簡単

ワイモバイルの留守電再生料金は他と変わらない

留守番電話の再生方法

  • スマホは「1416」にかける
  • 固定電話・公衆電話は「0120-05-0931」にかける

機種によっては伝言メモを使うのがお得

留守番電話プラスだとボイスメッセージが使える

ワイモバイルのiPhoneユーザーが気をつけること

  • おやすみモードにしていると通話料が高くなることがある
  • 料金が気になる場合は留守電機能をオフにする

ワイモバイルの留守番電話は月額料金不要で、申込の必要もないため、とても便利な機能だ。

ただし、録音と再生で料金が発生するため、知らず知らずのうちに通話料金が高くなってしまう恐れがある。料金を上げたくない人は、あらかじめ留守番電話をオフにしておくことをおすすめする。

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