人間社会では生きるためにお金を稼ぐ必要があり、それは学生でも社会人でも同じだと思う。
- 学費を払わなければならない
- 小遣いがほしい
- 自立したい
- 将来の夢のために貯蓄したい
- 生活費を稼ぎたい
学生や社会人であれば、上記のような動機でアルバイトを探したり勤め先を選んだりするはずだ。一方で、エフシージョブズを運営する私は過去に飲食店を経営していたため、アルバイトや正社員を雇う側の人間だった。
その経験の中で、様々な矛盾や違和感を感じたのでここに記しておきたいと思う。結論から言うと、アルバイトや労働対価としての収益には限界があり、搾取構造から脱却することはできない。もっと言うと、突然収益源が絶たれる不安定なリスクも付きまとうため、収益は2本柱にしておく必要があるということだ。
学びを得るための労働は素晴らしい
アルバイトは「社会に片足を突っ込むこと」を意味し、お金を稼げるだけでなく多くの学びを得ることができる。信頼できる仲間ができたり礼儀礼節を学んだりと様々な経験を積むことができるだろう。つまり、人として大きく成長できるわけだ。そう考えると、学生のうちからアルバイトを経験しておくことは間違いなく有用なことだと言える。
一方で、「お金を稼ぐ」というキーワードにコミットすると、その非効率性から評価は一変するのである。
労働対価は非効率すぎる
括りが難しいところだが、ここで言う「労働対価」とは「時間給」や「月給」のことだ。
- 時間給=「1時間950円」というように、労働対価が支払われる
- 月給=「ひと月40万円」というように、労働対価が支払われる
つまり、どれだけ頑張っても「貰える金額は固定」されており、【価値】という視点が抜け落ちた報酬制度のことである。「増えもしないし減りもしない」という観点から「安定している」と勘違いする人もいるが、決して真の安定ではないと肝に命じておこう。虚像とも言えるこの安定は、会社の業績云々や鶴の一声で一瞬にして吹き飛んでしまうからだ。
結局のところ、労働対価は学びとして有意義ではあるものの安定性に欠け、「稼ぐ」という視点から見ればかなり非効率なのである。そうではなく、「価値の対価」として報酬を得られる【もうひとつの仕組み】を構築しておくことが大切だと思う。
もうひとつの仕組みとは
ここで、私が構築した仕組みを例に解説したいと思う。
結論から言うと、いわゆるブログと似たような【WEBサイト運営】のことだ。言ってしまえば、サイトを開設して数十本の記事を入稿するだけで【もうひとつの仕組み=WEB上の資産】ができてしまうわけだ。
下記は、私の収益画像だが誇張無しに毎月放置で発生している。
▼他社からの収益:2021年6月
▼2021年5月
▼2021年4月
※ここで補足すると、上記報酬画像の運営元企業は「A8ネット」と言い、パートナーに対し「メディアランク」を付けている。
私の場合は、「プラチナ」なので上から5番目程度のランク付けをされているわけだ。
ちなみに、プラチナの上には下記4つのランクが用意されており、「レッドベリル」が最高の位置付けだ。
- ブラック
- ブラックS
- ブラックSS
- レッドベリル
▼参考
▼さらに他社からの収益(片手間で少ないが・・)
▼企業と直提携してお振込みいただいている報酬(赤枠)
そして、これは1回限りの小さな自慢だが、2019年1月には1ヶ月で860万円以上の利益を出せたこともある。
▼2019年1月
こうした仕組みを作りつつ、バイトや仕事に励むことが最も効率的ではないだろうか。アルバイトや会社勤めは、自己の成長や社会との繋がり、承認欲求を満たすためなどに非常に重要な役割を果たしていると思う。お金では買えない大切なものや人との出会いによって、人生が好転していくこともあるだろう。
つまり、アルバイトや会社勤めは自己成長のためのひとつの手段であり、「お金を稼ぐためのものではない」ということだ。裏を返せば、はじめから「大して稼げないもの」という自覚が必要だと思う。一方で、WEBサイト運営は労働対価ではなく「価値の対価」として報酬を得られるため、費用対効果や利益率は圧倒的に高くなる。
例えば、1年前に入稿した5000文字程度の記事が、毎月10万円の純利益を運んでくる優秀な営業マンに化けることも多々あるのだ。費用対効果を見るため、このときの労力を下記に記してみよう。
- 約12時間かけて5000文字の記事を作成・入稿
- 放置していたら3か月後に月間10万円の利益を生む記事になった
- その状態が永遠と続いている
つまり、12時間だけ頑張り、それ以外は一切何もしていないわけだ。それにも関わらず、毎月安定的に利益を運んでくるので「時間給」「労働対価」といった概念が存在しないことがわかる。毎月10万円の価値をサイト(記事)が提供しているので、まさに記事が働いていることと同義なのだ。これより収益性や費用対効果の高いものは、投資以外にないと言えるだろう。
自分にはできない?
そうは言っても、「WEBサイト運営など意味不明」「自分にできるわけがない」と思う人もいるはずだ。平成24年、飲食店業務の傍ら無謀にもWEB業界に参入した私が同じ状況だったからだ。このときは、まさに右も左も分からず、近くに教えを乞える人もいないという過酷な環境だった。
参入から約10年ほど経つが、今考えれば一定の結果を残すまでに随分遠回りしてしまったと感じる。勘のいい人や環境が整っている人であれば、私が通った10年の険しい道を僅か数年で超えてしまう人もいるだろう。手前味噌な言い方だが、平成24年に令和3年の私がタイムリープできれば今よりスムーズ、かつ大きな成果をあげていることは間違いない。まさに、タラればである。
だから私が教えたいと思う
結局のところ、「一定の成果をあげている人間が同じノウハウを改変なくそのまま伝えること」が最も適切、かつ再現性の高い方法のひとつではないだろうか。少なくとも、意味のない努力や無駄金を垂れ流すようなリスクは回避できるからだ。同時に、成果への最短ロードを弊害なく歩める可能性も高まり、人によってはミラクルなショートカットを実現できるかもしれない。
だから、私が教えたいと思ったわけだ。
ただ、不安や疑問だらけ
誰もが新しい挑戦を始めるときは不安になるだろう。全く足を踏み入れたことのない未知の領域であれば当然のことであり、次のような心境になるはずだ。
- WEBサイト運営を始めるにはお金はかかるのか=初期投資額
- そもそも、素人がサイト構築や管理など可能なのか=運営・管理
- アルバイトや仕事をしながらできるのか=二足の草鞋
- どの程度の期間で成果をあげられるのか=報酬発生までの期間
細分化すれば、上記以外にも様々な疑問や不安があると思う。そこで、順番に解説していこう。
1.WEBサイト運営を始めるにはお金はかかるのか=初期投資額
結論から言うと、初期投資として下記は間違いなく必要となる。
- ドメイン代=約1,200円/年間
- サーバー代=約1,300円/月
- ワードプレステーマ代=27,300円/単発
- 指南書=29,800円/単発
つまり、私と同じような成果を得るためには、約6万円の初期投資額が必要になるわけだ。
1.ドメイン代
「ドメイン」とはWEBサイトの住所のようなものであり、1つのサイトに対し必ずひとつのドメインが必要となる。このサイトで言えば、URL【https://job.fc-review.com/】の中の、【job.fc-review.com】という箇所であり、自身で好きなスペルを選ぶことができる。このドメインの取得費用が、年間で1200円ほどかかるということだ。
つまり、WEBサイトとは「WEB上に出店するお店」というイメージが正しく、ドメインは【土地代】と考えるのが適切だろう。1年間の土地代が1200円で済むのは、到底リアルビジネスでは考えられないほどに安い。
なお、ドメインについては、お名前.COMで取得可能だ。
2.サーバー代
サイトを作成し、WEB上に公開するためには「レンタルサーバー」が必要になる。ここでは、エックスサーバー:X10プランをもとに説明しており、サーバーレンタル代金として月々約1,300円ほどがかかるということだ。また、サーバー代金は「家賃」と考えれば良いだろう。つまり、【ドメイン代+サーバー代=地代家賃】という認識でOKだ。
エックスサーバー:X10プラン以上に優れたサーバーもあるが、これ以上は費用がかさむだけで必要ない機能だと言える。
3.ワードプレステーマ代
WEBサイトを作るとき、無料の「ワードプレス」を使うのが基本だ。最も使い勝手がよく、WEBサイトを支配するGoogleからの評価も高いからだ。ワードプレスはお店で言うところの箱にあたり「躯体」を意味している。
- ワードプレス=店舗の箱(躯体)
- ワードプレステーマ=外装・内装
- 記事・コンテンツ=商品
上記のような認識でOKであり、外装・内装にあたる「ワードプレステーマ」に経費が必要となるわけだ。
例えば、どれだけ商品が良くても入店しにくい外装であったり居心地の悪い内装だったりすれば、商品の良さを十分に感じることはできないだろう。そのため、賢威という優秀なワードプレステーマが必須となる。
ここを渋ると、有用な結果には結びつかないため注意が必要だ。
4.指南書
過去に私が飲食店を開業したとき、地元の繁盛店で数年間ノウハウを学んだ後に出店した経緯がある。言ってしまえば、恩師のやり方を完コピとまではいかないものの、大部分を真似たおかげで成功に至ったわけである。
つまり、虎の巻が記された指南書を昇華した上でのスタートであり、だからこその成功であったと断言できる。そう考えれば、指南書の重要性を適切に認識できるはずだ。
偉そうに語ってしまったが、平成24年の私は無謀にも指南書を持たずにWEB業界に参入してしまったのである。その結果、約10年も独学で試行錯誤し、一定の成果は得られたものの相当な遠回りをする羽目になってしまったわけだ。
もし、参入初期段階で、アンリミテッドアフィリエイトという指南書に恵まれていれば、おそらく3分の1に満たない時間でここまで到達できていたと思う。私が独学で得た知識は、ほぼすべてこの中に集約されていたからだ。
哲学者ソクラテスが「無知は罪なり、知は空虚なり、英知持つもの英雄なり。」と言っていたが、その通りと実感した瞬間でもあった。英知を持つものがどこかにいて、あとは「知ることができるかどうか」が鍵となるのだろう。
初期投資についてまとめておく
以上のように、「どれほど利益をあげたいか」にもよるが、もし私程度の成果を希望するなら最低限の必要経費は下記となる。
- ドメイン代=約1,200円/年間:お名前.COM
- サーバー代=約1,300円/月:エックスサーバー:X10プラン
- ワードプレステーマ代=27,300円/単発:賢威
- 指南書=29,800円/単発:アンリミテッドアフィリエイト
計:約6万円
金額だけ見れば高いと感じるかもしれないが、その後のリターンや可能性を加味すれば激安であることは間違いない。これがもし飲食店であれば、3000~4000万円程度のイニシャルコストがかかることは普通であり、その上、単月利益は良くても100万円ほどにしかならないのだ。
2.素人がサイト構築や管理など可能なのか=運営・管理
ドメイン取得やサーバー契約などは、1回行えば完了する。そのため、「運営・管理」といっても特にすることは何もないわけだ。
もちろん、商品となる記事・コンテンツは入稿しなければならないが、そのペースは自身の隙間時間で自由に決めることができる。サイト構築に関しても、指南書に1~10まで記載されているため、指示通りに進めれば良いだけだ。別途費用や労力がかかることもない。
ただ、そうは言っても素人より玄人のほうがサイト構築にかかる時間は短いだろう。要は、それだけの話である。
3.アルバイトや仕事をしながらできるのか=二足の草鞋
ここは、「確実にできる」と断言しておこう。前述の通り、サイト構築や記事の執筆ペースはすべて自身でコントロールできるからだ。土日に執筆したり、帰宅後1時間を作業にあてたりと様々な方法があるだろう。
実際、私は飲食店を4店舗運営していたのでそれなりに忙しいタイムスケジュールだった。それでも、自分なりに時間管理を徹底しつつ学び、実践し、継続してここまでたどり着いたのだ。そう考えると、できない環境の人の方が圧倒的に少ないのではないだろうか。
4.どの程度の期間で成果をあげられるのか=報酬発生までの期間
申し訳ないが、これだけはわからない。スポーツの話をすれば、理解できると思う。
例えば、100メートル走で11秒を切るために練習に励んでいる選手がいたとしよう。非常に真面目で、コーチの言うことを徹底して守る誠実な選手である。現在のタイムは13秒ジャスト。
このとき、「僕はあとどのくらい頑張れば11秒を切れるようになりますか?」と聞かれたらどうだろうか。おそらく、コーチは願いを込めつつ「きっと1年も頑張れば目標は達成できるはずだ!」というように激励するのが精いっぱいだろう。つまり、明確な答えは返せず、WEBサイト運営にも同様のことが言えるのだ。
これを踏まえた上で、「1年間は諦めずに継続すれば一定の成果が表れる可能性は高い」とだけ言っておこう。このときには、想像を遥かに超える報酬を得ていることもあり得るわけだ。
アルバイトや仕事は大事。お金も大事
私には7歳と4歳の子供がいるが、ある程度成長したら必ずアルバイトをさせようと思っている。これまで1000人以上の従業員と触れ合ってきたが、バイト経験ありとなしの子では明らかに適応能力に差があるからだ。
社会に出ると様々な体験をする。その中には、受け入れ難く理不尽極まりない指導や応対をされることもあるだろう。人間の黒い本性を見過ぎて心が疲弊し、希望を見失いかけそうになることもある。だからこそ、腐った土でも芽を咲かせる強い雑草のような適応能力が必要になるのだ。
これは、若いうちにアルバイトを経験することで少しずつ鍛えることができる。まさに、お金では買えない価値や財産となる。これを理解すれば、「アルバイトや仕事をしなくてもお金さえあれば良いよね」という思考にはならないはずだ。お金は、もうひとつの仕組みで稼げれば良いと思う。
あとは、やるかやらないか、だけの話だ。