テンプスタッフの離職票はいつ届く?遅い!会社都合の場合は?

テンプスタッフ 離職票

会社を退職したあと、次の仕事が決まるまでの一定期間に給付されるのが失業保険という名前でよく知られている【失業給付金】である。この失業給付金を受給する際に必ず必要になるものが、勤めていた会社から受け取る【離職票】だ。

離職票を発行してもらって失業給付金を受給できるのは、なにも正社員・契約社員だけではない。雇用形態に関わらず就業条件を満たし、雇用保険へ加入している人なら派遣社員やパート・アルバイトも受給できるのだ。そのため、退職の際には離職票を発行してもらえるように申請すべきである。

今回は人材派遣会社の中でも女性に圧倒的な人気を誇る「テンプスタッフ」の離職票について解説しよう。これから退職しようと考えている人は、ぜひ参考にしてもらいたい。

記事の内容

  • テンプスタッフの離職票が届かない?!
  • 離職票発行の手続き方法
  • いつ届くのか?
  • 届くのが遅いと言われる理由
  • 最短で受け取りたいなら事前確認不要と伝えよう
  • テンプスタッフの離職票:退職には2種類の都合がある
  • 会社都合で退職の場合
  • 自己都合で退職の場合
  • 契約満了で退職!離職票の退職理由は?
  • テンプスタッフからの離職票を紛失したときの対処法
    ①再発行依頼をする
    ②ハローワークに行き自分で再発行申請をする
  • テンプスタッフの離職票の問い合わせ先
  • テンプスタッフの離職票について総括

執筆:HITOMI
運営者経歴:元飲食店経営者・最大4店舗運営・年商2億5000万円~従業員数120人~

テンプスタッフの離職票が届かない?!

離職票の正式名称は【雇用保険被保険者離職票】である。離職したことを証明するものであり退職後に失業給付金を受給する際に必要である。

離職票は雇用保険に加入していれば発行してもらえるのだが、もし自分が加入しているのか分からない場合は、一度給料明細を見てみよう。

毎月の給料から雇用保険料が引かれていれば、あなたは雇用保険加入者である。

あなたが退職したいとテンプスタッフに伝えると、会社は退職の手続きをしてくれる。一般的にはこちらから離職票の発行依頼をしなくても手続きを進めてくれる会社が多いが、なかには自分から言わないと発行手続きをしてくれない会社もある。その場合は、いくら待っても離職票が届かない。

離職票が必要な人は発行手続きをスムーズに進めてもらうためにも、退職を伝えるときに「離職票を発行してほしい」と言っておこう。

離職票発行の手続き方法

転職サイトdoda

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離職票の発行手続きの流れはこちらである。

離職票発行の流れ

  1. 雇用保険の加入者であるかを確認
  2. 本人が離職票の発行を依頼する
  3. テンプスタッフがハローワークに「離職証明書」を提出する
  4. ハローワークがテンプスタッフに離職票を交付する
  5. テンプスタッフが退職者本人に離職票を郵送する

この様な流れであなたの離職票が発行されるのだ。つまりテンプスタッフを経由してハローワークから離職票を受け取っているのである。

いつ届くのか?

離職票は一般的に退職日から10日~2週間前後で自宅に届くのだが、退職手続きの増える3月・4月は通常よりも時間がかかることがある。あまりにも音沙汰がなければ、一度テンプスタッフに状況を確認してみるのがいいだろう。

退職者が多ければ離職票の申請手続きを忘れていたり、ハローワークから届いた離職票の郵送を忘れていたりするかもしれない。離職票の到着が遅れるということは失業給付金の受給が遅れてしまいかねない。

早急にハローワークへ行って失業保険受給の申請をしたいのなら、1ヶ月以上もゆっくりと待っていてはいけないのだ。

届くのが遅いと言われる理由

一般的には離職票は10日~2週間で自宅に届くと先ほど書いたが、テンプスタッフは離職票の発行が他の企業よりも遅いという情報がある。実はテンプスタッフでは通常でも3週間ほどかかると言われているのだ。

通常の企業は契約満期を迎えるとすぐに離職票の発行手続きを始めるが、テンプスタッフでは離職票の内容について事前確認を行っている。ハローワークへ離職証明書を提出する前に、退職者本人に書類に間違いがないかを確認する作業があるのだ。

あなたが書類を確認してOKであればそこからハローワークに提出して交付を受けるため、どうしても時間がかかってしまうのだ。

最短で受け取りたいなら事前確認不要と伝えよう

テンプスタッフでは離職証明書の事前確認があるが、確認をして内容に異議がある場合でも残念ながらその場では変更はできない。

よく問題になるのが、退職理由についてである。これは次に詳しく解説していくが、会社都合の退職と自己都合の退職では失業保険の給付開始日や給付期間が異なるのだ。

最短で受け取りたいなら事前確認不要と伝えよう

そのため、本人は会社都合での退職だと思っていたのに離職証明書には自己都合と書かれていたというケースもよくある。

この場合はテンプスタッフからハローワークへ「申請内容に異議あり」ということは伝えてくれるのだが、離職票が届いた後に自分でハローワークへ足を運んで【異議申し立て】をする必要があるのだ。

「結局自分で異議申し立てをするのであれば、事前確認はいらない」と考える人もいるだろう。その場合は少しでも早く離職票を受け取れるように、テンプスタッフに「事前確認不要。できるだけ最短での発行希望」と最初に伝えておこう。

テンプスタッフの離職票:退職には2種類の都合がある

テンプスタッフの離職票:退職には2種類の都合がある

会社を退職するときの退職理由は2種類ある。

退職理由

会社都合による退職

会社の倒産/派遣の雇い止め/経営不振によるリストラ/事業所の撤退や廃止/パワハラやいじめ被害

自己都合による退職

自分の都合・家庭の都合(結婚・介護・引っ越し)/転職/懲戒解雇

この2つの退職理由の違いによって大きく変わることは、失業給付金の給付開始日や給付可能期間である。失業給付金を受け取れる条件や給付開始日、給付期間等は雇用保険法によって細かく決められているのだが、通常は「自己都合退職」よりも「会社都合退職」の方が長期間給付されるのだ。

そのため会社側はできるだけ「自己都合退職」にしたいと思い、本人は「会社都合退職」にしたいと思うのだ。もちろん事実を偽ってはいけないが、もし不当な退職理由を提示された場合は毅然として対応しよう。

もし会社都合で退職したにもかかわらず、手元に届いた離職票に「自己都合」と記載されていた場合は、ハローワークで【異議申し立て】ができる。

異議申し立てをすると会社側と本人へ聞き取りを行い、最終的にハローワークが退職理由を判断するのだ。離職票が届いたら、退職理由の項目は必ずチェックしておこう。

会社都合で退職の場合

それでは会社都合で退職した場合はどのような条件で失業給付金を受給できるのかを解説しよう。会社都合で退職した人は【特別理由離職者】と呼ばれる。

特別理由離職者

失業給付金受け取り開始が最短で約1週間

給付期間が長い(90~330日)

給付制限なし

また、就職活動の際の履歴書には「会社都合により退職」と記載することになるので、企業側からその理由を尋ねられることがある。

「会社のルールを破った・違反したから懲戒解雇された」という場合であれば受け入れる企業側も難色を示すが、契約満了による退職や企業の経営不振による雇い止めなら、あなたは後ろめたさを感じる必要はない。正直に理由を話して、新しい勤務先での仕事への意気込みを話せば企業側も理解してくれるだろう。

自己都合で退職の場合

それでは自己都合で退職した場合はどうだろうか。自己都合で退職した場合は【受給資格者】と呼ばれている。

受給資格者

失業給付金受け取り開始に2ヶ月以上かかる

給付期間が短い(90~150日)

給付制限あり

失業給付金は申し込み後いかなる理由があっても7日間は給付されない。この7日間は待期期間と呼ばれていて、会社都合で退職した人も同じである。

しかし会社都合で退職した人は待期期間の7日間以降(8日目)に給付開始されるのだが、自己都合で退職した場合は給付開始まで最短でも2ヶ月+7日間がかかるのだ。この2ヶ月という期間が給付制限である。

自己都合による退職に給付制限がある理由として以下のことが挙げられる。自己都合の場合は自分の意志で退職する時期を決めたわけであり、退職に向けての準備をする時間はあったはずだ。

その場合は次の仕事を見つけていることも多く、退職者にすぐに失業給付金を支給しなくてもいいという理由から給付制限が設けられているのだ。

参考:厚生労働省 雇用保険制度

契約満了で退職!離職票の退職理由は?

派遣社員の場合は契約期間というものがある。契約者と会社の双方が契約更新の合意をしない場合は契約の満了となるのだが、契約満了による退職の場合は会社都合・自己都合のどちらに該当するのだろうか。

派遣会社と契約が終わって退職する場合は以下の2種類のパターンが考えられる。

ポイント

本人は契約更新を希望したが、新しい派遣先を紹介されなかった【会社都合の退職】

会社は契約更新を希望し、新たな派遣先を紹介したが本人が断った【自己都合の退職】

このように、本人が契約の更新を希望したが派遣会社が契約更新をしない場合や派遣先を紹介してくれずに退職する際は【会社都合】である。

しかし会社側からのオファーがあったにもかかわらず、本人が正当な理由なく断った場合は【自己都合】とされてしまうので注意しよう。

テンプスタッフからの離職票を紛失したときの対処法

テンプスタッフから発行された離職票を引っ越しの際に失くしたり、汚したりしてしまったときの対処法を紹介しよう。

離職票は再発行ができる書類である。そのため、再発行手続きを行えば大丈夫なのでご安心を。

①再発行依頼をする

テンプスタッフ:証明書発行

テンプスタッフ:証明書発行

まず1つ目の方法はテンプスタッフに離職票の再発行依頼をすることだ。事情を説明して、自宅へ郵送してもらえるように問い合わせてみよう。

「退職した会社に再発行をお願いするのはどうも気が引ける」という人もいるだろうが、会社は退職後であっても一定の期間は離職票の保管が義務づけられている。また、退職者からの再発行依頼があった場合も、対応するようにと決められているのだ。

しかし、テンプスタッフを経由すると自分の手元に離職票が届くまで時間がかかってしまう。早急に離職票がほしい人は次の自分で手続きを行う方法がおすすめである。

②ハローワークに行き自分で再発行申請をする

もう一つの方法は、自身でハローワークの窓口へ行って再発行申請をすることだ。

最もスムーズに手続きをしたいのであれば、退職した会社の所在地のある、所轄のハローワークに行こう。その場合は当日に受け取ることができる場合があるのだ。

もし引っ越しや諸事情により会社の所在地のハローワークに申請に行けないときは、自分が住む近くのハローワークでも申請は可能である。

ただ、少し時間がかかるかもしれないと頭に入れておこう。離職票は失業給付金の受け取りに関わることなので、もしも紛失した場合はできるだけ早めに再発行申請をしよう。

再発行申請の際に必要な持ち物はこちらである。忘れずに持参しよう。

再交付申請書(ハローワークで入手可能)

雇用保険被保険者証

身分証明書

印鑑

テンプスタッフの離職票の問い合わせ先

テンプスタッフの離職票に関する問い合わせは所属する会社によって異なる。以下の自分が所属する会社に電話で問い合わせよう。

パーソルテンプスタッフ(株): 0120-106-102

パーソルフィールドスタッフ(株): 0120-102-724

パーソルエクセルHRパートナーズ(株): 0120-876-299

パーソルテンプスタッフカメイ:0120-355-102 ※いわきのみ 0800-7777-919

受付時間:平日9:00~19:00(土日祝除く)

テンプスタッフの離職票について総括

それでは今回の記事のポイントをまとめよう。

テンプスタッフの離職票は自宅に届くまで約3週間かかる

テンプスタッフの離職票発行は他の会社よりも時間がかかる

早急に離職票がほしい場合は「事前確認は不要」と伝えよう。

会社都合で退職したときの失業給付金について

  • 最短1週間ほどで受給可能
  • 90~330日の受給期間
  • 受給制限なし

自己都合で退職したときの失業給付金について

  • 最短2ヶ月+7日以降に受給
  • 90~150日の受給期間
  • 受給制限あり

契約満了時の双方の契約更新の意志によって退社理由は変わる

テンプスタッフの離職票を紛失した場合の対処法

  • テンプスタッフへ再発行依頼をする
  • 自身でハローワークに出向き再発行手続きをする

2020年以降は新型コロナの影響もあり、リストラや派遣切りにあう人が増えている。そのため失業給付金の存在は大変重要で、必要であればためらわずに受け取ってもらいたい。それは雇用保険料を納めていたあなたの権利なのだから。

失業給付金を受給するために必要な【離職票】を適切に管理し、退職後は速やかに手元に届くように発行してもらおう。

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